Checkbox
Checkbox は、基本的に ON または OFF(true または false)の値を持ち、2つの値から1つを選択・切り替えるのに使うコンポーネントです。
1. 概要 (Overview)
説明
ある機能やオプションなどを有効にするか否かの on/off をユーザーが選択する場面に使います。「他の項目に関心を持たず単体で完結する」性質を応用し、グループで配置することで「選択肢の中から任意で複数を選択する」場面でも使われます。
また、ネストした子階層の Checkbox の状態を親階層(テーブルヘッダーなど)側へ反映するため、mixed な状態の Checkbox として表現することもできます(後述の Variants > Selected を参照)。
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2. 構成要素 (Anatomy)
Checkbox は HTML の <input type="checkbox"> 要素1つで構成されます。
補足
HTML では checkbox 型の <input> 要素でマークアップしますが、checked の値のみが送信され、default の値は送信する手段がないため、HTML フォームで使用する場合は個別に実装する必要があります。
3. 使い分け (Usage)
いつ使うか
ON/OFF の2つの値からどちらかを選択する場面で使います。2つの値に対してラベルは1つだけなので「ある項目を ON にするか」を表現する場合、つまり OFF の状態を意識しなくていい場合に有効です。
- ある機能やオプションなどを有効にするか否か(on/off)を切り替えるとき
- 「他の項目に関心を持たず単体で完結する」性質を活かし、複数の Checkbox を並べて「任意で複数を選択する」とき
- ネストした項目の集合状態を親階層(テーブルヘッダーなど)に反映したいとき。
mixedな状態の Checkbox として表現します
いつ使わないか
- 2つ以上の値から単数選択する場合は Radio または Select の使用を検討します。Checkbox は「OFF を意識しなくていい」前提で使うため、複数項目の単数選択には向きません。
- 別項目の enabled/disabled に作用させるなど、副作用としてモードが発生する操作には基本的に使いません。やむを得ず使う場合は、ある Checkbox の選択がどの要素に作用するか予測しやすいよう配慮します。
類似コンポーネントとの違い
- Radio: 「2つ以上の値を並列にする」のが Radio です。「ある項目を ON にすると他の項目が OFF になる」排他選択であり、同じグループ内の他の Radio の値に関心を持つ点で Checkbox とは対照的です。Checkbox には「ラベルで明示されている ON と暗黙的な OFF」という順列が生じます。
- Select: 複数項目から単数選択する Select は選択肢がドロップダウンメニューに格納されるため、表示領域の制約がある場合や選択肢が多い場合に有効です。
4. バリエーション (Variants)
Selected
Checkbox が選択されているか決定する値です。false / true / mixed の3種類から選択できます。
- false(未選択): Checkbox がチェックされていない初期状態
- true(選択済み): Checkbox がチェックされた状態
- mixed(部分選択): 親階層の Checkbox において、子 Checkbox の一部だけが ON になっていることを表す状態。HTML の
<input>要素に対して JavaScript でelement.indeterminate = trueを設定することで表現します
mixed な親 Checkbox をクリック/タップしたときは、すべての子 Checkbox を OFF にする振る舞いを推奨します。Inhouse では indeterminate ではなく mixed と表現しており、「子 Checkbox が何か1つは ON になっている」という、個数以外は確定している状態を表現するものとしています。
配置
複数の Checkbox は縦もしくは横に並べることが可能です。
実装
Mixin-based
HTML
<input class="checkbox-component" type="checkbox" value="" />
<input class="checkbox-component" type="checkbox" value="" checked />
<input class="checkbox-component" type="checkbox" value="" disabled />
SCSS
@use '@pepabo-inhouse/components-web' as inhouse;
.checkbox-component {
@include inhouse.checkbox-style();
}
Class-based
HTML
<input class="in-checkbox" type="checkbox" value="" />
<input class="in-checkbox" type="checkbox" value="" checked />
<input class="in-checkbox" type="checkbox" value="" disabled />
SCSS
@use '@pepabo-inhouse/components-web' as inhouse;
@include inhouse.checkbox-export;
5. ステート (States)
Default
特に何もアクションしていないデフォルトの状態です。
Hover
Hover の Overlay Color を重ねて、選択しようとしていることを示します。
Focus
Focus の Overlay Color を重ねてフォーカスされていることを示し、Focus Ring をつけてフォーカスされていることを強調します。
Selected
Disabled
透明度を上げて、インタラクションが不可能であることを示します。
6. アクセシビリティ (Accessibility)
このコンポーネント固有のチェック項目です。コントラスト・フォーカス可視化など全コンポーネント共通の原則はアクセシビリティガイドラインを参照してください。
- HTML 標準の
<input type="checkbox">要素でマークアップする <label>要素で Label をマークアップし、<input>と関連付ける(クリック可能領域を Label まで広げる)- 親子関係の
mixed状態は、JavaScript でelement.indeterminate = trueを設定して表現する - 複数の Checkbox をグループ化する場合は
<fieldset>/<legend>を使い、グループの目的を伝える